The 14th DFA Design for Asia Awards Open for Global Submission Now
今年も香港デザインセンターの旗艦イベントである「アジアデザイン賞(DFA)」の募集がスタートいたしました。
優れたデザインプロジェクトを称え、国境を越えたビジネス連携を育む国際的なプラットフォームを提供するアジアデザイン賞は、アジアから世に出るデザインプロジェクトを広く募集しています。
2003年にはじまり、今年で第14回目を迎えるアジアデザイン賞には、いままで数千以上のデザイナーや企業が応募しています。登録料HK$1,600のところ、4月30日までの登録には早期割引料金(HK$800)が適用されます。(応募期間は香港時間を採用)
アジアデザイン賞は、アパレル/アクセサリーデザイン、コミュニケーションデザイン、プロダクト/インダストリアルデザイン、環境デザインの4分野、22のカテゴリーに細分化して審査が行われます。
2014年1 月1 日から2016年5 月31 日までの期間に1 カ国以上のアジア市場に商業製品として投入されたプロジェクト/デザイン製品を対象とし、デザインの所有者、クライアント、ブランド所有者およびそのデザイナーもしくはデザインコンサルタントが応募できます。
**アジア市場とは
アフガニスタン/バングラデシュ/ブータン/ブルネイ/カンボジア/香港/インド/インドネシア/イラン共和国/日本/カザフスタン/キルギスタン/ラオス/マカオ/中国/マレーシア/モルディブ/モンゴル/ミャンマー/ネパール/北朝鮮/パキスタン/フィリピン/シンガポール/韓国/スリランカ/台湾/タジキスタン/タイ/東ティモール/トルクメニスタン/ウズベキスタン/ベトナム
世界のデザイン専門家からなる審査パネルが応募デザインを審査し、①アジアへの影響度 ②トータルなデザインとしての優秀さ ③技術的な応用 ④社会および商業的な成功を審査基準としています。
アジアデザイン賞は、公募による①部門賞、②DFA大賞 ③DFA特別賞からなり、審査パネルは部門賞として様々な分野のデザインから「金賞」「銀賞」「銅賞」「メリット賞」を選定します。次に部門賞の「金賞」及び推薦デザイン/プロジェクトの中からDFA大賞および特別賞である「文化特別賞」「社会持続性特別賞」「技術特別賞」を決定します。
これら受賞者は、国際的な舞台において表彰され、ビジネス連携の機会を手にするほか、以下の特典を手にすることが可能となります。
・DFA授賞式典及びBODW(ビジネス・オブ・デザイン・ウィーク)オープニング式典へのご招待
・DFAエンドースメントマークの使用
・受賞対象の展示及びアワードブックでの掲載
2015年には24か国から1000点強の応募があり、186点が受賞いたしました。10のDFA大賞、3つの特別賞、15のファイナリストのほか、部門賞は金賞15点、銀賞27点、銅賞7点、メリット賞69点が選ばれました。
画像データは以下のリンクで入手できます。
http://www.hkdc.hk/download/awards/dfa2016.zip
アジアデザイン賞 DFA Design for Asia Awards
2003年のスタート以来、アジアデザイン賞は、アジアの社会に固有の文化的価値を内含し、持続可能な発展とこの地域の人々の生活の質を高める技術の利用への配慮があるデザインプロジェクトやソリューションを称えています。香港デザインセンターが主催するDFAアジアデザイン賞の主要コンペのひとつとして、優れたデザインを世に出し、アジア的視点を持つ傑出したデザインを評価することを目的とし、デザイナーや企業がその優れたデザインプロジェクトを世界に向けて発信するプラットフォームとなっています。
詳細は:www.dfaa.dfaawards.com
香港デザインセンター Hong Kong Design Centre (HKDC)
香港デザインセンター(HKDC)は、アジアの優れたデザイン拠点として香港を位置づけることをめざし発足した非営利団体であり、香港特別行政区政府の戦略パートナーです。 2002年以来、HKDC は、「デザイン」と「イノベーション」を通して、価値を創造し社会的幸福を促進することを使命とし、以下の4つを指針としています。
1)すべての産業にかかわる人をつなぎ、デザイナー、ビジネス、教育間の交流と連携を育む。
2)生活の質を向上し、社会のイノベーションを創出し、文化遺産を受け継ぐ才能と優れたデザインを称える。
3)学生、デザイン起業家、デザイン志向を持つスタートアップ企業の創造性と起業家精神を育てる。
4)香港のデザインコミュニティにおいて、イノベーションと成長を促進する専門的知識と情報を高度化する。
5)産業における情報や知見を市民やメディアと共有することで社会との関連性をもつ。
詳細は:www.hkdesigncentre.org